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この数年間に公費負担による定期ワクチン接種は大幅に変更になりました.
生後2月~4月までにプレベナーワクチン(肺炎球菌ワクチン)、ヒブワクチン(インフルエンザ桿菌ワクチン)、四種混合ワクチン(ジフテリア、百日せき、破傷風、急性灰白髄炎:ポリオ)の3種類、生後6週~24週までに経口弱毒生ロタウイルスワクチン、生後2月~9月までにB型肝炎ワクチン:3回、生後5月~8月までにBCG接種です。1歳時にはヒブワクチン、プレベナーワクチンの追加、1歳~2歳時に水痘ワクチンが3~6カ月間隔で2回接種と麻しん・風しんワクチンの第1期接種です。麻しん・風しんワクチンは就学前年に第2期接種です。
日本脳炎ワクチンが3歳~4歳に第1期初回、4歳~5歳に第1期追加、9歳~10歳に第2期接種です。
ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)ワクチンは2013年以降、厚生労働省による積極的な接種の勧奨が控えられていましたが、2022年4月から積極的な接種の勧奨が再開になり、小学校6年生~高校1年生相当の女子に適応です。是非、接種をお勧めします。
おたふくかぜ(ムンプス;流行性耳下腺炎)は髄膜炎発症、難聴になることもある感染症ですが、日本ではそのワクチンは定期接種にはなっていません。任意接種ですが、1歳時に第1期、就学前年に2期接種をされることが望ましいです。
コロナウイルス感染症はワクチン接種と共に今しばらく個々人の感染予防対策が重要です。当クリニックでは必要に応じてコロナウイルス抗原検査、PCR検査を実施しています。
(令和3年12月 院長 崎山幸雄)